1.概説
携帯電話が普及し、携帯電話からもWEBにアクセス出来る様になりました
現在、携帯電話でのサービスは次の3つが提供されています
1.I-Mode
I-Modeは、NTT Docomoがサービスしているものです
I-Modeでアクセス可能なページは、CHTML(Compact HTML)で記述する必要があります
CHTMLは、HTMLと同じ文法を持ち、HTMLのタグを整理し、コンパクトにまとめたものです
CHTMLで書かれたページは通常のブラウザでも表示出来ます
タグ等の解説は、Docomoが提供するiモード向けのホームページの作り方を参考にするのが一番確実でしょう
2.EzWeb
EzWebは、au(セルラー)、DDI、ツーカ等、DDIセルラーグループがサービスしているものです
EzWebでアクセス可能なページは、HDML(Handheld Device Markup Language)で記述する必要があります
HDMLは、かたちはHTMLと似ていますが、全く異なるタグを用いています
また、画面をカードに見立て、そのカードの集まり(デッキ)をまとめてダウンロードし表示する様な構成をとっています
HDMLで書かれたページは通常のブラウザでは表示出来ません
HDMLの特徴は、EzWebサイトのHDMLについてを参照下さい
タグ等の解説も、IDOが提供するHDMLを組んでみようを参考にするのが一番確実でしょう
3.J-SkyWeb
J-SkyWebは、J-PHONEがサービスしているものです
J-SkyWebでアクセス可能なページは、MML(Mobile Markup Language)で記述する必要があります
また、MML用に制限されたHTMLを用いると、サーバがMMLに変換してくれますので便利です
MMLで書かれたページは通常のブラウザでは表示出来ません
概要についてはホームページの制作方法を参照下さい
携帯で便利なツールとして、通勤ブラウザがあります
通勤ブラウザは、制御情報株式会社が提供しています
また、ここのサーバのプログラムを利用して、通常のHTMLをI-Mode用に変換する事も出来ます
URLで、http://www.sjk.co.jp/c/w.exe?y=www.aip.gr.jp/index.htmlの様に書くと、www.aip.gr.jp/index.htmlをI-Modeで表示可能にしてくれますので、今あるページをそのままI-Modeで見る事が出来ます