2.オブジェクト

オブジェクトは、JavaScriptが操作する目的物で、それぞれ、それ固有の処理(メソッド)を持っています
ここでは、オブジェクトの内、novigator、window、frame、document、history、location、Link、Anchor、Area、form、image、Date、Math、string、Array、Event、screen、Layerについて説明します

(1) novigator

novigatorは、使用しているブラウザについての情報を提供するオブジェクトです
このオブジェクトで、使っているブラウザの種類、バージョン、Javaやその他プラグインが使用可能かどうか等の情報を得、対応した処理を行う事が出来ます
(2) window

windowは、表示する画面の操作や、新しい画面の作成、確認ウィンドウの表示等、画面の制御機能を提供するオブジェクトです
(3) frame

frameは、windowと似ていますが、主にフレーム画面の制御機能を提供するオブジェクトです
(4) document

documentは、画面に表示する内容を操作する機能を提供するオブジェクトです
(5) history

historyは、ブラウザの進む、戻る等を制御する機能を提供するオブジェクトです
(6) location

locationは、URLに関する情報の提供、URLの移動を制御する機能を提供するオブジェクトです
(7) Link、Anchor

Link、Anchorは、<A>タグで使用する、リンク、アンカーを制御する機能を提供するオブジェクトです
(8) Area

Areaは、<MAP>タグで使用する、マップを制御する機能を提供するオブジェクトです
(9) form

formは、<FORM>タグで使用する、フォームを制御する機能を提供するオブジェクトです
(10) image

imageは、<IAMGE>タグで使用する、イメージを制御する機能を提供するオブジェクトです
(11) Date

Dateは、日付、時刻の取得、制御する機能を提供するオブジェクトです
(12) Math

Mathは、円周率、三角関数等、数学的関数を提供するオブジェクトです
(13) string

stringは、文字列の操作機能を提供するオブジェクトです
(14) Array

Arrayは、配列要素の操作機能を提供するオブジェクトです
(15) Event

Eventは、マウス移動、ボタンクリック等のイベント発生を監視出来る機能を提供するオブジェクトです
(16) screen

screenは、ディスプレイの情報を提供するオブジェクトです
(17) Layer

Layerは、<LAYER>タグで使用する、レイヤを制御する機能を提供するオブジェクトです

各オブジェクトが持つメソッドについては、後ほど、いくつかの例をあげ、説明しますが、全体としては、説明しきれない程の量がありますので、詳しくは書籍や、http://www.shiojiri.ne.jp/~openspc/JavaScript/ref/index.htm等で確認下さい