(1) | <LAYER left="左からの位置" top="上からの位置" pagex="左からの位置" pagey="上からの位置" z-index="重なるレイヤの順序" above="上のレイヤ名" below="下のレイヤ名" width="レイヤの幅" height="レイヤの高さ" clip="クリップ域" visibility="表示" bgcolor="色" background="画像" name="レイヤ名" src="URL" > </LAYERL> このタグで囲まれた部分が、1つの層となり、通常のページに重ねて表示されます left、topは、上位レイヤから、このレイヤまでの距離を、それぞれ、横、縦のピクセル値で指示します pagex、pageyは、画面の起点よりの距離を、それぞれ、横、縦のピクセル値で指示します(left、topの様に、上位レイヤからの相対位置ではなく、ウィンドウ絶対位置となります) z-indexは、レイヤの重なりを示す値を指示し、数字が大きい程、上に表示されます above、belowは、それぞれ、指定したレイヤが、このレイヤの上、下にくる事を指示します z-indexと、above、belowは、どちらかが指定可能で、両方は不可能です width、heightは、それぞれ、このレイヤの幅、高さをピクセル値か、数字と%で全体に対する割合で指示します clipは、レイヤの特定領域をクリッピングする場合指示し、左上のX、Y、右下のX、Yをそれぞれピクセル値で、カンマで区切って指示します visibilityは、このレイヤの表示有無を、「show(表示)」、「hidden(非表示)」、「inherit(上のレイヤに同じ)」のいずれかで指示します bgcolorは、このレイヤの下地の色を指示します backgroundは、このレイヤに指定された画像を貼り詰めます bgcolor、backgroundは、<BODY>タグでの指定と同様の使い方が出来ます bgcolor、backgroundを指定しない場合、このレイヤは、透明となります nameは、このレイヤにつける名前を指示し、この名前が、above、belowで指示する名前となります(また、JavaScriptで操作する時にも使用されます) srcは、このレイヤに表示するHTML文書を指示します 使用例については、後ほどまとめて示します |
(2) | <ILAYER left="左からの位置" top="上からの位置" z-index="重なるレイヤの順序" above="上のレイヤ名" below="下のレイヤ名" width="レイヤの幅" height="レイヤの高さ" clip="クリップ域" visibility="表示" bgcolor="色" background="画像" name="レイヤ名" src="URL" > </ILAYERL> このタグで囲まれた部分が、1つの層となり、直前のタグ等の位置に重ねて表示されます left、topは、直前の位置から、このレイヤまでの距離を、それぞれ、横、縦のピクセル値で指示します z-indexは、レイヤの重なりを示す値を指示し、数字が大きい程、上に表示されます above、belowは、それぞれ、指定したレイヤが、このレイヤの上、下にくる事を指示します z-indexと、above、belowは、どちらかが指定可能で、両方は不可能です width、heightは、それぞれ、このレイヤの幅、高さをピクセル値か、数字と%で全体に対する割合で指示します clipは、レイヤの特定領域をクリッピングする場合指示し、左上のX、Y、右下のX、Yをそれぞれピクセル値で、カンマで区切って指示します visibilityは、このレイヤの表示有無を、「show(表示)」、「hidden(非表示)」、「inherit(上のレイヤに同じ)」のいずれかで指示します bgcolorは、このレイヤの下地の色を指示します backgroundは、このレイヤに指定された画像を貼り詰めます bgcolor、backgroundは、<BODY>タグでの指定と同様の使い方が出来ます bgcolor、backgroundを指定しない場合、このレイヤは、透明となります nameは、このレイヤにつける名前を指示し、この名前が、above、belowで指示する名前となります(また、JavaScriptで操作する時にも使用されます) srcは、このレイヤに表示するHTML文書を指示します 使用例については、後ほどまとめて示します |
(3) | <NOLAYER> </NOLAYER> このタグで囲まれた部分が、レイヤをサポートしていないブラウザで表示されます レイヤをサポートしているブラウザでは無視されます 使用例については、後ほどまとめて示します |
(4) | <STYLE type="タイプ" src="URL" title="タイトル" > </STYLE> このタグで囲まれた部分が、スタイルシートとなります スタイルシートは、<HEAD></HEAD>内に記述します typeは、スタイルシートのタイプを示し、「text/css(Cascading Style Sheets)」、「text/javascript(JavaScript Style Sheets)」のいずれかが指示可能です srcは、外部よりスタイルシートを読み込む際の、URLを指示します titleは、スタイルシートのタイトルを指示します 以下は、スタイルシートの典型的な記述方法です <STYLE type="text/css"> H1 { color: red } </STYLE> は、<H1>のタグで示される内容は、赤で表示する事を指示しています <H1>タイトル</H1>等、<H1>のタグを使った場合、全て赤文字で表示されます <STYLE type="text/css"> H1.sample1 { color: red } </STYLE> は、<H1>のタグで示される内容で、クラス指定時、赤で表示する事を指示しています <H1 class="sample1">タイトル</H1>等、<H1>のタグで、class指定を行った場合のみ、赤文字で表示されます <STYLE type="text/css"> H1#sample2 { color: red } </STYLE> は、<H1>のタグで示される内容で、IDセレクタ指定時、赤で表示する事を指示しています <H1 id="sample2">タイトル</H1>等、<H1>のタグで、IDセレクタ指定を行った場合のみ、赤文字で表示されます なお、スタイルシート全般については、かなり量がありますので、ここで全て説明する訳にはいきません http://www.ipc-tokai.or.jp/~miya-ipc/stylesheet/index.html等に解説がありますので、参照下さい |
(5) | 使用例 ここでは、簡単な例として、3つのレイヤからなる画面で、それぞれ、「pic1.gif」、「pic2.gif」、「pic3.gif」を表示し、それらが重なって表示される事を確認してみます これらの画像は、単独では、 ですが、以下の構造のHTMLで表示してみる事にします <HTML> <HEAD> <TITLE>ダイナミックHTMLサンプル</TITLE> </HEAD> <BODY> <LAYER z-index="1" name="lay1"><IMG src="pic1.gif" width="150" height="100"></LAYER> <LAYER z-index="2" name="lay2"><IMG src="pic2.gif" width="150" height="100"></LAYER> <LAYER z-index="3" name="lay3"><IMG src="pic3.gif" width="150" height="100"></LAYER> <NOLAYER>このブラウザでは表示出来ません</NOLAYER> </BODY> </HTML> は、こうなります ここをクリックすると、実物が見られます |