うちの環境

うちの環境



仕事なんかで、家でもパソコンを使う必要が出てくる事がある.
そのために家にもパソコンを置いているのだが、そうすると子どもらも使いたくなって来る...インターネットもしたくなる...やはり別々のパソコンで環境を分けといた方が良くなって来る.
その上、DVD-Rの出現でビデオをDVDに移す事もやりたくなって来る.(だんだん拡大して行く訳である、拡張を繰り返した結果、繋ぎが分からなくなって来た...やばい、忘れないうちに記録しておかなければ...)
設定等気になったところも含め、記録しておくことにした.


工房長(2002.9.20)


先ず、パソコンの環境である.


PCの環境はだいたい上の絵の様になっている.
環境としては大きく2つ、「私の部屋」と「居間」である.
居間 NTT回線・スプリッタ・ADSLモデム・電話/FAX
NTT回線・スプリッタ・ADSLモデム間の接続は最短距離で行うべきである.
ここを長くするとノイズなんかの影響でADSLの接続が不安定になる可能性がある.
また、各ケーブルはシールドタイプを使うか、もしくはフェライトコア等をつける事.(当然、ADSLモデムの電源ラインにもフェライトコアは必要)
スプリッタ・ADSLモデムはレンタルで充分である.(その内性能が良いのがまた出るから、その時後悔しないためにいつでも換えられる様にしておこう)

ルータ
一台のパソコンしか繋がないなら不要であるが、複数のパソコンを繋ぐなら必要.(ADSL側でもらえるIPアドレスは一つである、これを複数のパソコンで使うなら、NAT、IPマスカレード機能を利用しないと出来ない)
また、この方法は、自分のパソコンのIPアドレスが外から遮断されるため、侵入等の被害も少なくなるので、お勧め.
うちではブレーンの「Prestige314」を使った.(これは上記機能に加え32アドレスのDHCPプールがある)

ハブ
ルータが複数ポートもっているタイプなら不要だが、そうでない場合、また、それ以上のパソコンを繋ぐなら必要.

パソコン
インターネットの接続をするので、安全面では注意する必要がある.
具体的には先ず、ウィルス対策である.(これはアンチウィルスソフトを準備する事と、アップデートをこまめに行う事をこころがけること)
また、これは好みだが、IE、アウトルック以外のソフトを使うのも一手である.(ウィルス、ワームの大半はIE、アウトルックの弱点をついてくる)
これは私見だが、ちゃんと動いているパソコンは、特別な理由が無い限りOSの変更はしない方が良いと思う.(かえれば多分、何かの不具合に遭遇してしまい、その対応で苦労し、挙げ句の果てに今までの環境も失うのである)

LANケーブル
ケーブルはやはり高い.
うちの様に長距離を引くなら、材料で買って来た方がぐんと安くすむ.(但し、工具が高価なので、この辺はある程度考える必要はあるが...)
ケーブルを自作するなら極性を注意する事.
うちは壁伝いに居間から私の部屋まで引いているが、マンションなので天井裏や床下等に隠して引くことが難しいので露出したままである.
あまり見栄えが良いものではないので、\100ショップでツタの造花を買い込んで、それでカモフラージュしている.

こんな感じだ、この辺はご愛敬.->


パソコン#1
自作のデスクトップ、CPUはAMDのDuron、800MHzである.
家族向けのパソコンとしてインターネット、勉強、ゲーム等自由に使える様にしている.
USBを使う必要があったので、Windows98にしている.
スキャナ、CF等各メディアリーダ等も繋いであるので色々な用途で使える.
まあ、だいたいの用事はこのパソコンで済んでしまうのだ.

パソコン#2
ノートパソコン、特に使い方を決めていないが、移動が出来るのでテーブルとかコタツとかで使えるのでその目的で用意している.
私の部屋 パソコン#3
自作のデスクトップ、CPUはIntenのPentium MMX 200MHzである.
TVチューナを積み、もっぱらTVの代用として使っているが、どうもメモり不足、動作に問題は無いが、シャットダウンで必ず保護違反が発生する.
このパソコンでもDVDが見れる.(ソフトエンコードはCPUの能力から言って無理、Creativeのドライブとエンコードカードを使った)
ちなみにこのパソコンのケースは、私が最初に組んだ80486のDX-4のマシン(当時のOSはWindows3.1)のやつである.
箱のデザインが気に入っていたのと、パソコンライフのメモリアルと言うことでむりやり何とかした.(AT電源で動くM/Bを探すのに苦労した記憶がある)
AV環境の方とは、AV端点2で繋いである.

パソコン#4
自作のデスクトップ、CPUはIntenのPentium3 933MHzである.
キャプチャボードを積み、映像関係のキャプチャ、エンコードの目的で使っている.
ビデオカード、キャプチャボードは一応相性の問題もある様なので、カノープスので揃えてある.
メモリは512MByte、もう少し増やしたい気もするがM/Bがここまでしかサポートしていない.
CD-R/RWのドライブと、DVD-Rのドライブを積んであるので、各メディアへの焼き付けが出来る.
先のパソコン#3とディスプレイを共用している.(狭い部屋なので、ディスプレイ2台はきついのだ)
AV環境の方とは、AV端点1で繋いである.

パソコン#5
ノートパソコン、一応インターネット用であるが、A/D変換器を利用したオシロスコープも動作する様にしている.(オーディオ機器の簡単な調整などで使っている)


次は、AVの環境である.


AVの環境はだいたい上の絵の様になっている.
手持ちだったのはオーディオタイマのPT-55と、レコードプレーヤのSL-Q6の2台で、その他は全てビッダーズ楽天フリマイージーシークフリーマーケット in Internetなんかで揃えたものだ.(従って殆ど中古、値段に至っては数千円程度のものだらけ、とことんお安く出来ている)
こう機器が多いと接続するコードの数もばかにならない.(電機屋なんかへ行くと一本\1,000位するのである.これでは財布がたまらないと言うことで、ちょっと日本橋へ行ったついでにデジットで見てみたら、一本\200のがあったので、30本ほど買い込んだ)
オーディオが2系統あるのは、留守録のためである.(たまに時間がとんでとか、局が違うとかがある)
ビデオはVHSが2台、Hi-8が1台あるので、うまく使えばかなりの留守録が可能.
各アンプ間はお互いをテープレコーダと見なしてTAPE端子で繋いである.(アンプのダビングスイッチの操作でお互いが繋げるのである.これでどの音もAVアンプに繋いであるスピーカから再生出きる)
DVDもLDもOKで、LDプレーヤはCDも再生出来る、あと無いのはMDのみだ.(これも手頃なのがあれば手に入れたいものだ)
BSチューナも無いな.(ただ、BSに関しては興味がない、衛星まで打ち上げてあの程度の内容では、金をかけただけ無駄の様な気がする.まだCSの方が興味をもてるかな.いっそCATVにしようか?)

これだけのものがあると、今度は置き場所も大変である.
市販のAVラックなんかでは収まりが悪いし、なんと言っても高くついてしかたない.
ここは一丁手作りと言うことで、早速作ってみたのがこれ->

構造的にも機能的にも申し分なし.
なかなか良い出来である.
制作は、固定、及び、主構造物を「YAZAKIのイレクター(鉄パイプに樹脂皮膜をつけたパイプで、樹脂皮膜を溶剤で溶かし、ジョイントと接着する:だいたいのホームセンターにある)」で、棚部分を、組立スチール棚のLチャネル部材(これもだいたいのホームセンターにある)でそれぞれ構成し、それらをボルトで連結してある.
組立に際する留意事項は以下の通りである.

一応、左図が棚の向かって左側上部分の構造を示す5面図である.(図下側が棚前面のイメージ、右側はこれの左右反転で考えること)
5パートの図であるが、上が棚の裏面から、中左は向かって左(棚の外側)から、中は上から、中右は向かって右(棚の内側)から、下は棚の前からそれぞれ見たイメージである.
青がイレクターのパイプ(このパイプが縦方向の部材)、緑がLチャネル棚材、赤がそれぞれを連結するボルト・ナットである.
イレクターと、Lチャネル棚材の組みが2組み、及び、正面の見栄えを良くするためのLチャネル棚材が1本、それらを繋ぐLチャネル棚材が数本(上、下と、真ん中の3カ所は必要か)で片側を構成する.
両側の連結は、イレクターで行う都合があるので、棚材がイレクターの内部に来る様組み上げる.

Lチャネル棚材とイレクターの固定は右図の様にする.
先ず、固定する場所を決め、イレクターを貫通する様、ボルト径より少し大きい穴を開ける.(ボルトは最低でもM6のものを使うこと)
その穴に、Lチャネル棚材を付ける反対側からボルトを差込み、反対側を先ずナットで止め、強く絞める.
そのナットの上へ、Lチャネル棚材をのせ、もう一個ナットで止め、強く絞める.(イレクターとLチャネル棚材の間にナット一個分の隙間が出来、しっかり固定されているはずである)
これを上、下と真ん中、3カ所やることになるが、このボルトが全重量を支える事になるので、重いものをのせるのなら後数カ所増やした方がいいかも知れない.

Lチャネル棚材はねじ止め固定するが、うまく直角の接合面を出すことが難しい.(そこで、外側をイレクターのフレームで囲む訳である)
イレクターと、Lチャネル棚材の組を縦方向の部材として、幅方向(これは棚の幅に関係してくるので慎重に...だいたいAV機器の場合、45cmまでのが多いのでそれを目安に)、奥行き方向(これはだいたい決まっている...2組みの「イレクターと、Lチャネル棚材の組」の間隔である)をそれぞれ3垂直のジョイントで連結し、直方体(枠だけだが)を作る.
一応フレームの組立イメージは左図の通りである.(図は上から見たイメージだと思って頂きたい)
紫の部分はイレクターのジョイント(3垂直交差のやつである)でそれぞれがつながり、直方体のフレームを構成する.
もちろん下部も同じ様にするのだが、もし棚の高さが高すぎてちょっと不安定(イレクターは鉄パイプであるが多少たわむ可能性もある)であれば、真ん中に渡りを入れても問題は無い.

さて、各棚段であるが、これは至って簡単に付けられる.
Lチャネル棚材を好きな高さの位置に持ってきて、縦方向のLチャネル棚材とねじ止めして行くだけである.
Lチャネル棚材の水平面が機材をひっかける棚として作用するのだ.(右図参照)
ただ、機材の幅が充分ない場合、これでは具合悪い事がある.
その時は板を渡すか、Iチャネル棚材を渡すかして場所を確保する事になる.

さて、機材を積んだら次に配線をする事になる.
出来ればきれいに線を引きたいものであるが、この時、後ろ側のLチャネル棚材が思わぬ効果を生んだ...結束バインダで結束し、それをLチャネル棚材のねじ穴に留めて行くと非常にすっきりするのだ.

うまいことだらけで完成した棚はもう満員、まあ当分増設はないだろうが、さてどうするか...


2002.10.15追記
ビッダーズでジャンクのMDデッキを仕入れた...ダメージが割と軽かったので何とか使用に耐える事が出来そうであるので早速組み込む事にする.

さて...置き場所であるが、満杯なのである.(何とかならないかと勘案してみたら、レコードプレーヤのとこの空間を再配置したら何とかいけそうなので早速やってみた)

<-これが再配置前
こっちが再配置後->

上のタイマーを降ろし、その上にMDデッキを配置、そして上の余った空間にレコードプレーヤを置いた.(レコードプレーヤのフードの開閉空間はぎりぎりであったが何とかなった)

繋ぎも多少変更する必要がある.

MDデッキのRECに接続出来る出力端子は、KA-99VのPRE OUTしか無かったので、ここに繋ぐ.(再生側はAUXにした)
ついでなので、VIDEO1と2を入れ換えた.(SV-DVD5Jの方は新品であるので、こちらのビデオを録画をメインに使う予定、KA-V1000RのダビングセレクタはVIDEO1での選択の方がバリエーションが豊かなのである)